ついに楽しみにしつつも恐れていたこの日がやってきてしまいました。
マシュー・ボーン「白鳥の湖」の千秋楽。
仕事をムリヤリ終わらせて開演にはなんとか間に合いました。本日のソワレ、東京最終公演のキャストはホセ/ニール。そう、今回の公演で私が最初に観たキャストです。ホセスワンは「もう一度観たい」と思っていたのでよかったです。実は、ヒソカに首藤さんを観たいとも思っていたのですが、ジェイソンはもう2回観ていたのでね・・・・・・。
第2幕の最初の方、ホセは噂されていたようにちょっと調子よくない感じ。疲労と怪我で大丈夫かな?という不安定さがあったんですが、それも踊っていくうちにだんだんとよくなってきて、そのうちにすごく伸び伸びと踊るようになっていました。もともと手足長くて綺麗だし最後だから気合いが入っていたみたいです。最初に観たときよりもよかったと思いました。ニールも相変わらず、表情の演技が素晴らしく。私は好きなんですよねニールも。
これだけのロングランでキャストがいろいろと変わってたりすると、リピーターたちも目が肥えてきて、それぞれ好みも出てくるんですが。私は、ジェイソンのスワンもホセのスワンも好きでした。組み合わせとしてはホセ/ニールが一番安心して観られる感じかなあ。ふたりとも身体が大きくて、手足が長いので見栄えもするし、ニールの陶酔気味な表情豊かな演技が結構好きなんです。首藤さんの王子は綺麗過ぎてむしろスワンよりも人外な雰囲気w あ、でも首藤さんと踊るときのジェイソンの方が好みだと思いましたね。クリスの方が好き、という方も多いみたいなんで、これはもう好みの違いでしょうが。
カーテンコールのときにまずスワンと王子のふたりが出てくるんですが、観客たちが次々と立ち上がって大きな拍手が送られる中、スワンのホセとニール王子が、がっしり抱き合って思わず萌え(・∀・)!!
もちろん次々と出てくるわけですから、ふたりはすぐ離れたんだけど、
長い公演だったしいろいろあっただろうから、本人たちは本当に感無量だろうなあと思わされるような抱擁シーンでした。この公演のお約束で、最後は何度も何度もご挨拶してくれるんだけど(笑)、ホセは本当に今にも泣いてしまいそうな顔でずっと観客席を見つめていました。
ニールは頬を紅潮させて笑顔満面という感じでしたw
本当に楽しそうに笑ってた・・・。
千秋楽ということで、舞台に羽根が降り、金銀のテープがバシュッと飛んで、なんだかライブのようなノリでしたね。私も泣きそうになりました。
・・・さあ、今度また来てくれることはあるのか、
2年後3年後にまた違うキャストででも見られるといいなぁ。